ペットフード事業、コンサルなどを手掛けるいぬねこ共生ラボラトリー(千葉県市原市)が、キョンを使ったペットフード、アイテムを開発、販売を開始した。
ペットフードは、ドライドッグフード1種、ジャーキー3種。
ドライドッグフードは、キョン肉にひよこ豆、さつまいもなどを配合。アレルギー対応のためグレインフリーにし、低温乾燥製法で高温に弱い栄養素や酵素を保持させているという。ジャーキーは犬猫兼用で、普通のジャーキー、レバー、あばら骨の3種。このほか、鹿タン、猪のジャーキーも揃えた。
また、キョンの革を使用した首輪も同時に販売。セーム革としても使われる滑らかさを活かした仕上がりになっているという。
この発売に併せ、同社ではキョンであっても「命を有効的に使うのが使命」であるとする「総 -sou- プロジェクト」を発足させた。キョンは外来種の害獣であるがゆえに、根絶こそが目的であり、商用利用をすべきではないとする否定的な意見が多い。同プロジェクトでは、そんなキョンでも生命は生命であるとし有効に活かしていく。また、同様にキョンで悩む伊豆大島との連携も図っていきたいとしている。
千葉の問題を犬猫が解決!?日本初「キョン」肉を使ったドライドッグフード等を発売
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000152113.html